2006.06.19

手が紫・・・

念願の紫のインクが届いた。しかし、目下コンバーターや吸入式の万年筆に空きがない。というか、もともとこのインク、ラピタのオマケ「赤と黒」に入れたら似合いそうだと思っていたのだが、その「赤と黒」に合うコンバーターが見つからない。

仕方が無いので、友人もやっていたという「古カートリッジにスポイトでインクを充当」というのをやってみようと思った。スーパーの文房具売り場で習字用のスポイトを買い求め、準備万端・・・のはずだった。

手に冷たい感触が。赤い血ならぬ紫に染まる手・・・残念!スポイトの径があわず、インクが入っていかない。ダイソーで香水詰め替え用の注射器みたいなスポイトを見つけていたのだが、この呉竹のスポイトでやってみようと思ったのが仇となった。

手が汚れたことよりも、貴重なインク2杯分こぼしたことが、ショック。おくちゃまに明日、スポイトを買ってきてもらうようお願いしたところ。

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2006.06.12

ついにNo.32壊れる

とうとう、No.32の尻軸が回らなくなった。正式には回ったものの、インクを吸い上げできなくなったのだ。

もともと機構内部のベークライトの部品にひびが入っていたのだが、いよいよそれがひどくなったようだ。もう40年近い老齢の筆記用具だけに、普通に修理はきかないと思う。ビンテージ万年筆専門店のユーロボックスに依頼すれば何とかなると思うが、銀座がずいぶん遠くなった最近の自分にはちょっと大変。

ボーナスが入ったら行こうと決めている、松本の「万年筆の山田」で、久保田名人に相談してみようかと思う。

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2006.05.01

セーラーの細身をメンテ

今日は自分のではなく、ツレが高校入学の時に購入したという花柄のアルミ軸の万年筆をメンテナンス中。私のハイエースやインクペンでおなじみのF-3/4ニブよりもさらに細いF-55ニブというものがついている。おそらくはハイエースと並ぶ低価格セーラーの代表格、「リクルート万年筆」をもう少し飾り付けたものだろう。

ハイエース、無印と1,000円前後の万年筆をこのところそろえてしまったが、あまり細すぎる万年筆もどうかと考え、リクルートは買わずにいたのだが、インクが固着してしまって使えないというのでとりあえず洗浄してみることにした。「セーラーパーカー」からコンバータを持ってくればよいのだが、今回はとりあえず水に入れたまま。本人は使ってもまた黒だというし、今使う宛もないようなので再び使うときにまた洗浄してから使えばよいかと思う。

本当に細くて自分にはちょっと向かないかなあと思いつつ、ツレにとっては大事な思い出の品なので、じっくりと
時間をかけてメンテしてあげる予定。

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2006.04.23

無印アルミ丸軸万年筆

予定通り無印良品の万年筆にモンブランのブラックのカートリッジを挿してみた。買ったブリスターにも黒はあったし、ミニ檸檬にもスペアとして黒がついていたのだが、ここは慣れたモンブランで・・・と思ったがちょっと後悔。

モンブランのインクって個人的な印象だけど乾きにくい。乾けば美しいのだけれども自分にはその乾く時間が合わないのだった・・・なんてこった。初歩的なミスである。

まあインクはともかく、書き味はかなりやわらかい。すらすらと筆が進む感じがする。漫画を書くわけでもないし黒い手書きというのはあまり普段は利用しないのだが、これはこれで良しである。これならば、某所で限定発売をする予定の紫のインクを使ってもいいかなーと思ったり。まだ発売前なのだが。。。

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2006.04.21

相変わらず見つからない

常用万年筆を2本と決めてずいぶんたった。職業柄PPC用紙という、万年筆には酷な紙にモノを書く機会が多いのが気にはなるのだが、あくまで常用なので割り切ることにしている。日々記入をしなければならない帳簿にはロイヤルブルーで書いているので、ターコイズのモンブランを時折休ませてパーカーやセーラーパーカーを持ち歩くこともある。

実は万年筆にはまりだしたそもそものきっかけであったラピタのおまけのミニ檸檬をどこかにしまいこんでいた。職場の人とバッティングするので職場には持ち歩かないのだが、あの小ささはちょっと便利なので探していた。幸いにしてそれは見つかったので、今は万年筆保管用に買った無印良品のペンケースに「持ち歩かない数本」と共にしまってある。

で、文房具好きや万年筆好きの中で評判の高い、無印良品のアルミ万年筆も先日買い求めた。何のことはない細身の、ちょっと無骨な万年筆なのであるが、これのカートリッジがミニ檸檬同様ヨーロピアンタイプ。まだカートリッジを挿してはいないのだが、これに使うインクは決めている。モンブランのブラックである。

ヨーロピアンタイプのカートリッジとしては、ミニ檸檬用のペリカン・ロイヤルブルーがあり、ミニ檸檬についていたメーカー不明の(OTTOあたりか)ブラック、そしてモンブランのブルーブラック、ブラックを持つ。このうち、ブルーブラックは今使用していないがモンブランのクラシックシリーズ(その後”ジェネレーション”となり廃盤になっているのだが、自分のはクラシックの末期)に入れてきた。もう何度も言っているがモンブランのブルーブラックの渋みみたいなところが自分には今ひとつ合わず常用していないし、書き味もあまり好きではなかったのだが、No.32以来好みも変わっているので近々使おうと思っている。

ではブラックを挿してきた万年筆は・・・というと、これもたぶんノブレスの廉価版だと思うのだが黒の1本を持っているはずなのだった。実家を出る時には見た記憶があるのだが、どうにも文房具のありそうなところに入っていないようだ。ちゃんとNo.149と揃えて持っていればよかったのだが、あと1本がどうしても出てこない。

特にこのメタル軸の黒モンブラン、自分が持っている万年筆の中でもとりわけ使いこなせなかったのである。細字なので手帳記入の時に使っていたのだが、どうにも書き心地が気に入らない。たぶん、無印の万年筆のほうがグリップを切ってある分使いやすいのではないかと思うのだが、ちゃんとケアしてあげたいのである。その前に、持っているはずの文房具が出てこないというほうが気持ち悪いのである。

連休は馬力を上げてこの1年使わなかった箱を丸々捨てようかと思っている。だからその際に出てくる可能性もある。出てきたときはしっかりメンテしようと楽しみに思っている。とりあえずは無印にインクをいれ、黒も書いてみよう。

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2006.04.07

インク中毒

セーラーパーカーにコンバータをつけて、改めてペリカンのブルーブラックを入れてみた。やっぱり色見本と色が違うのだ。このロットがハズレなのか、それともモデルチェンジか経年劣化か・・・こうなると現行のインクもほしくなる。

来月のラピタの付録にまた万年筆がつく。ミニ檸檬は1つしか入手できなかったので今回は気合を入れて本屋を回ろうと思う。ラピタの万年筆はヨーロピアンタイプともドイツ標準とも呼ばれるカートリッジの小型のものが取り付けられるので、カートリッジのブルーブラックを買ってもいい。

さらに来月あたりになると、Tipoの嶋田編集長がイタリアまで行って買い付けた「エンツォ・フェラーリが愛用したのと同じ紫のインク」が限定発売されるはず。こちらはとうぜんボトルなので吸入式かコンバータ式の万年筆の色を入れ替えるか、買うかしないといけない。

No32は完全にターコイズで定着しているし、トラディッショナルM200のロイヤルブルーも常用している。となるとアメ横でパーカー45でも買ってくるか、使っていない3桁モンブランにコンバータでも買ってくるかということになる。

紫はターコイズよりもさらに使い方の難しい色だ。それを愛用しサインなどさらさらとしていたエンツォのような格好よさは自分には到底できないと思うが、気になるのだ。そして・・・またインクを入れる箱が重たくなる・・・

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2006.03.27

2本のハイエース

製品も特定し、代替のキャップも手に入れた祖父のセーラーパーカー。セーラーのカートリッジを挿して使い始めたのであるが、どうにもインクが流れない。どうやらペン軸の中でまだ滞りがあるようだ。そこで、同じモデルでも数十年違うであろう、新しい軸にカートリッジを差し替えてみた。カートリッジの途中取替えは空気が入ったりするのでよくないのだが、新品は違う。挿した瞬間から滑らかな書き心地。実は同じニブを使う、もっとも安い万年筆である「インクペン」(ダイソーで100円)も試したのだが、あまりの書き味の悪さに閉口していたのだ。もっともハイエースは金メッキ、インクペンは無塗装でおまけにプラスチック軸。持った感触も違うから一概に比較はできないのだが。

インクをはずしたセーラーパーカーのために、せっかく丸善に行ったのだからと買ってきたコンバータを取り付ける。ハイエースを評価する人の中には、コンバータをつけて好みのインクを使うという話も聞いていたし、コンバータを使うことで軸先のインクを洗い流す事もできるだろうと考えたのだ。目論見どおりきれいになったかはわからない。数十年経って、鉄ペンがさびてしまっているような気もするのだが、せっかくなのであることを試そうと思う。あまってしまっているペリカンのブルーブラックを入れてみようと思うのだ。インクを換えてうまく使えれば御の字、駄目でもコンバータはハイエースに流用できるわけだし。

それだけ買ってくれば良いのに、ついついペンケースも買ってしまった・・・

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お父さんはきっとBOXYを知っている

小学生の時にはまって、今でも手放せない絶版のシャープペンシルのブランドである三菱BOXYが復刻したと新聞でみたのは少し前だった。さらに前には学生時代ずっと愛用していたコクヨのCampusも歴代表紙復刻版が出ているのだが、A版に完全移行した今となってはB5版は使いにくいのでパスしていた。

今回のBOXYの復刻では、肝心の品、M5-100は復刻されなかったのだが、Oの字の中が星になっている初期モデルが15モデルほど復刻されたのである。昔はなかったゲルインクボールペンとかグリップに衝撃吸収剤のαゲルを使ったモデルなどは新型なのだろうが、鉛筆や鉛筆削り、消しゴム、そして未だにラインナップされた100円ボールペン、使った覚えのある品ばかりだ。なんと「生誕30周年記念限定復刻」なのだとか。

今日は贈り物を選ぼうと思って丸善に行ったのだが、肝心の品は見つけられず、かわりにこのBOXYのポップを発見。いくつか買ってきたところだ。昔は高くてつかえなかった500円だった金属軸のシャーペン(630円)、往年のM5-100に近いメカニズムと思われるシャーペン(凝って軸にノックボタンがある。210円)、消しゴム(63円)そしてこれは使ったことがないがソフトペンケース(892円)。自分の時代は「カンペン」(金属筆箱)全盛期だからソフト筆箱はつかってなかった。さすがにノック式ボールペンは現行型のストックもあるので買わなかったが、このペンケースにはM5-100の在庫も含めてBOXY製品をストックするのに使うつもりだ。

それにしてもショックなのは今回のキャッチコピー。

「キミはBOXYを知っているか?お父さんはきっとBOXYを知っている」


お父さんですか!確かに小学生くらいの子供がいてもおかしくはない年代ではあるが・・・かなりショックである。
http://www.mpuni.co.jp/boxy/index.html

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2006.03.25

モンブランNo.149

万年筆を持ち歩くようになって1月半くらいたったであろうか。祖父の形見のモンブランNo.32と唯一の他人の癖がついていない一本、ペリカントラディッショナル200を常用している。多少ビジネスチックな時にはペリカンを、個人のメモはNo.32という風に使い分けている。時折、思い出したようにパーカー45も持ち出すことにしている。セーラーパーカーはどうもニブがまだ乾いたり詰まっている感じがするので、コンバーターでも買ってこようかとも思っている。

ところで、ずっと探していたマイスターシュトックNo.149がついに発見された。以前も同じ場所を探したはずなのだが、そのときは見つからなかった。それが今回、ひょっこり出没。さっそく洗浄して久々のモンブランのブルーブラックを試してみた。

明らかに太い・・・軸も太いがニブも太い。さすがの書き味ではあるのだが、どうにも使いこなせない。文士が好んだことで知られる万年筆だから原稿用紙や五線譜には良いのだが(149はカラヤンやバーンスタインも使っていたようだし、開高健が使い手として知られる)、キャンパスノートのような場所には不似合いだった。色もモンブランのブルーブラックはちょっと黒っぽく、前にも書いたがパーカーのスーパークインクに慣れた目にはちょっと・・・という感じでもあった。母は146にパーカーを使っているが(専門家筋に言わせるとドイツ製万年筆にSuperQuinkはご法度らしい)149は前の所有者である親父がモンブランを使っていて、そのまま現在も同じインクを使っている。

この149という存在が、新しい(良い)万年筆を買おうという意思を抑えつける。せっかくの逸品も使いこなせればどうしようもない。好みの書き味に調整してもらうのも方法なのだろうが、それも・・・という感じ。友人が「勝負万年筆として」スーベレーンM600を買ったと見せてくれたが、そのような勇気が自分にはないのだ。

ちなみに所有する149は80年代前期もののようだ。ニブは14Cでペン芯はエボナイト、というタイプ。まあまあのオールドモデルになってきているだろうか。親父も実は使いこなせず職場のデスクにしまいこんでいたようで擦れた傷がちょっといい感じ。ちょうど手紙に言葉を添えようと思っているので、気分に応じて149でも書いてみようかと思う。

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2006.02.14

文房具好きのわけ

思えば、文房具好きは幼少の頃に始まっていた。記憶に残る「お気に入り」文房具は、三菱のノック式ボールペン、だと思う。1ノックで芯が出て、もう1ノックで収納される、パーカーのクラシックなんかと同じ機構のものだった。ただ、それはプラスティック製で、先の部分は透明の奴だった。

東京に住みだすと、家の坂の下に文房具やがあった。そこでは文房具とプラモデルと電化製品を扱っていて、お小遣いを持ってプラモデルを買ったものだった。今もさほど変わりがないが、25年前の赤坂9丁目には、そこくらいしか子供が遊べる店はなかった。

母が美容院に行く時、その文房具やに行ったのを記憶している。青、赤、緑・・・いろいろな(軸)色のいろいろなペンがあった。訳もなくフェルトペンなどを買ったりした。子供の小遣いで買えるのは100円のペンくらいしかなかったのだ。

東京に来て買ってもらった「かきかた鉛筆」は、カウンタックの絵が書いてあった。小学校に入学したときに買ってもらったのは「Uni」。当時は三菱の「BOXY」全盛期。途中からはすべてBOXY系の筆記具になった。BOXYの100円のシャーペン「M5-100」は数年前に絶版になってしまったが、絶版寸前に買いだめしている。同じくBOXYのボールペンは「スーパーカー消しゴム遊び」の発射台として有名だが、これは今もあるのだが時々買ってしまう。派生ブランドのB'sなど、BOXY関連の文房具は今も多くが捨てられずにある。そして、今でも三菱鉛筆の製品は比較的使う事が多い。

小学校では、先生が教室でテストの採点をしたり、学級通信の原稿を書いたりする時間が多い。その時に先生が使っている文房具が「プロの道具」という感じで憧れたものだった。特に好きだった3、4年生の時の担任の先生が使っていたのが三菱の極細ペンの「PIN」とぺんてるの「サインペン」だった。PINは今では絶版であるが、今だに極細ペンについては色、細さ、油性・水性の違いで机にそろえるようにしている。

先生といえば、公文式の教室に通っていた頃に先生が添削に使っていたピンク色のインクのペンがずっと欲しかった。このところいろいろな万年筆について調べているうちに、ついに「添削ペン」「ソフトペン」と呼ばれる筆記具であることがわかり、探しはじめたところ地元のSATYで求める事ができた。ただ、付属のインクではあのピンクが出ないらしく、万年筆の赤カートリッジを使う必要があるようだ。

それから、学習塾の先生の使っていた製図用シャーペンにも憧れた。当時は地元の文房具やのショーケースに入っている品物だったから「これをください」と言わないと出してもらえないものだった。勇気を出して買い求めたものだった。

あの頃から30年。つかえなくなった筆記用具は頻繁に捨てているが、こだわりのあるもの、ないもの問わず、とにかくたくさんの筆記用具がある。整理のしようもなく、でも使えるので捨てるのもしのび難いものである。

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