2008.03.31

花よりカレー、あるいはポタリング

「自転車でお花見しにいこうか」

リンクがいよいよクローズになった最初の週末。ツレからの提案。

ツレが学生時代を過ごした隣町のカレー屋さんでランチをして、ツレのキャンパス横の桜並木などを見に行こう、ということだった。

ツレと並んでポタリングするのは、自転車を趣味にして以来の、ある種の憧れの行為ではある。その提案はうれしかった。

うちには自転車は何台もある。ポタリングをしたくてそろえたDAHONがある。がしかし、不安がよぎる。カレー屋さんまで10kmある。そこまでツレは持つのだろうか。自分もDAHONではそれほど長い距離を走っていない。腰は、尻は、足は持つのだろうか。

躊躇はしたものの、ツレの気が変わらないうちにOKを出す。幸い、天気はいいし、気温は13度。ポタリングするには最高のコンディションだ。

うちの横を走る伊勢崎街道を、2台併走する。自分のコンディションは悪くない。そしてツレもしっかりペダリングする。というか、あまりにスムーズに走っていくので時々こちらのペダリングが追いつかないこともあった。ともあれ関越道を越え、玉村町に入る。1時間くらいで最初の目的地、かれぇ工房さんへ到着する。

Dsc00401b Dsc00402b このお店、以前はもっと街中にあったのだが昨年移転してきた。前の場所にあった頃から年に何回かはお邪魔している。天井が高く、開放的であかるいお店。食べるカレーは二人とも、いつも一緒なような気がする。ツレはレディースセットなので盛りが少なく、デザートがつく。自分もアイスクリーム券でアイスを頂く。1時間くらい、ゆっくりとカレーを味わう。

お店の前の交差点を渡ると、街の中心である町役場がある。ここをまっすぐ過ぎて大学方面へ向かう。ツレ達が学生時代によくすごしたという喫茶店は去年店じまいをしてしまった。昔はダンパやライブなどやったんであろうその店には、憧れのエレピ、EP80(小田和正、八神純子の愛機として有名)などがゴロゴロしている店で、サークルのライブなどの思い出がよみがえる場所だった。店は跡形もなく、そこにはスキヤが・・・(涙)

そのスキヤのところを入ると、ツレの大学。女子大だから中には入れない。最近、新棟ができたはずだが、その1Fにはカフェがあるそうだ。新入生が入ったら、ポスターを掲示させてもらうといいよとアドバイス。そうすればカフェにも入れるじゃない。

大学の横には立派な桜並木がある。群馬に通い始めの頃、車で見に来たことがあったが、その時はさーっと通り過ぎるだけしかできなかった。1.5kmくらいの間の道の両脇に咲く桜並木。

Dsc00404b 「もう少し遅くなると毛虫でいっぱいだよ」とツレは笑う。確かにそうだろう。実家の近くの桜並木もそうだった。この時期に、自転車だから楽しめることだろう。

さらに桜を求めて、今度は新町の自衛隊駐屯地を目指す。ルートが一本異なる。関越道の側道を走り、さらに新町の中心街を走り抜ける。だんだん、尻が痛くなってくる。

自分の2号機のサドルはボロボロだったので、スペシャライズドのサドルと交換している。しかし1号機はオリジナルのサドルのままである。ツレもきっとつらくなっているんじゃないかと心配ではあったが、彼女はそのまま走りつづける。

途中の祠で自転車を止めたツレが指をさす。

Dsc00407b 「ここ、『とかげ公園』」。滑り台に巨大なとかげ?のオブジェが。回り込んでみると、トカゲというか、恐竜というか・・・とにかくあんまりかわいくないものがついている。ただ一つの遊具だというのに。

このあたりの道は旧中仙道にあたり、芭蕉の句碑(ここで詠んだというわけではない)があったり、歴史ある街を感じるその横のとかげ・・・なんだかミスマッチで面白い。

自衛隊のオープンデイは来週ということで、敷地の外の桜の下をとおりながら引き返すことにした。さすがに4時を過ぎると風が冷たくなってきて、しかも強い向かい風になる。小径車ではちょっと辛くなってきたので、少しでもツレが楽になるかとも思って先を走ってみたが、あんまり差はなかったようだ。

ツレの1号機は3段変速を備えていて、少しはペダリングが楽になるはずなのだが、結局ツレは一度も変速機を操作しなかった。もともと変速機があっても固定で乗っていたらしい。まるでピスト乗りのようなペダリングをする人だと思う。

以前、二人でのポタリングの目的地候補だった「群馬の森」を通り過ぎ、家路へ向かう。まだまだ夕方の風は強く、寒い。尻もだいぶ厳しくなってきたのでコンビニに寄ったり、買い物をするために高崎駅の自由通路を押して通ったりして、帰宅したのは結局19時過ぎ。

横に並んで走るのは道交法違反でもあるし、二人とも結構真面目に自転車を漕いでいたので、会話が弾んだわけでもない。

でも、ふたりで一緒にこれだけの時間を走ることができたこと、ツレのナビゲートで、ツレの思い出を辿るのは楽しい時間だった。そして、お互い事故もなく、自転車で走れたのは大きな収穫だった。帰宅してルートを辿ってみると、32km走っていた。

また、理由を作っては二人で自転車ででかけよう。疲れたら押せばいいんだし。何よりも同じ速度で同じ道を並んで走っていけることが、とても幸せな一日だったので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.25

久々のジンギスカンを食す

私にとっては里帰りみたいな札幌出張。前述の通り、出張では来た経験がないとはいえ、大通り近郊の会社のロケーションは入社前からほとんど知っているし、他の出張先も市電を使えばよいことはリサーチ済み。そんなわけで今回の宿泊はすすきの交差点至近の東横イン。まだ新しく、設備は良い。加えて冬の閑散期は割引がある。と、準地元としてそれなりに計算をしてプランを立てたのだが、同行の先輩は初めての北海道。落ち着かれているので変な店に行きたいとか言わないので助かったが、この方、食にはうるさい。海外勤務経験豊富な先輩で、モンゴルにも出張経験がある。北海道といえば何?と言われて「ジンギスカンでしょう」と答えたところ、ぜひ食べたいとおっしゃる。

しかし、ジンギスカン、一応すすきのに名門松尾ジンギスカンの支店があるのはわかっていたが、足元のおぼつかない先輩を引き回すのは考え物。そこで、私も初めてでかけたのだがサッポロファクトリーへバスで出かけてみることにした。

サッポロファクトリーは旧サッポロビール札幌第二工場の再開発でできた複合ショッピングモール。部分的に昔の工場を残している。サッポロビールといえば「サッポロビール園」が全国的に有名だが、バスでの行き方を知らないし少し離れている。そのサッポロビール園のある旧札幌第一工場も今では再開発でイトーヨーカ堂をキーテナントとするショッピングセンターになっている。それに、ビール園だとやっぱり飲み放題で行かないと面白くないが、まだ昼間である。それはさすがにヤバイ。

再開発されたビルの中に、サッポロホールディングスの飲食子会社であるサッポロライオン直営のジンギスカンの店が入っている。昼時であるのでランチもある。漬け込んだタレが醤油、味噌、塩の3種揃ったセットを注文する。

焼くと、あのラム独特の臭みが漂う。ラムは時々食べているし、そういえばこの間岡谷で蝦夷陸奥倶楽部の打ち上げに紛れ込み食わしてもらったのだが、「ジンギスカン鍋」で焼くラムはまた格別である(といっても、この店は四角い鍋。ちょっと違うのだが)。

ちょっと上品な感じで、松尾のくどさを知っている私には物足りなかったがおいしく頂いてきた。次回は松尾に行くか、思いっきりビール園で飲みながら食したいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.01

ビデオにもいいかげん飽きて・・・

表題とおり、いい加減年末年始にも飽きてきた。掃除も実は途中で、シンクはきれいになっているがコンロ周りは間に合わず。実は、あまりに暇なので珍しい事をやろうとおもったのだ。

料理はやらないがやれないわけではない。道具に拘るほうなので本格的にやろうとするといろいろ仕込みたくなるが、後々を考えるとそんなに買い揃えるわけにもいかない。また、男の一人暮らし、そうそう大きな道具はいらないが、反面大きな調理器具の方が使いやすいし調理が楽・・・と考えるたち。故にやりたい揚げ物はできない。そんなことを考えていたのだが、実家からもらってきた調理器具で使っていないものがある。シャトルシェフ。魔法瓶の応用製品で、熱した鍋を外鍋に入れてふたをすると、保温しながら煮込み系の調理ができるという製品である。このシャトルシェフ、買うと結構高いのだが実家では使っていなかった。一度キャンプで使った記憶がある程度。

そこで、カレーをじっくり煮込んでしまおうという考えを思いついた。野菜をたっぷり入れても、しっかり煮込めば形が無くなるはず。ガスでじっくり煮込むと焦げも心配だがガス代もかかる。ある程度煮込んだ時点でシャトルシェフで保温し、ルーをいれてからもまたシャトルシェフで時間を置いてみる。

思ったようにはいかなかったが、まずまずの味が出た。といってもルーの味に左右されるもので、自分の腕じゃないのはわかっているのだが・・・

しっかり煮込み、味見をしていたらご飯がほしくなったが、食べるのは明日の夜。おせちもいいけど、というより「おせちよりもカレー」なのである。

あ・・・福神漬買い忘れた・・・参ったな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.03

ファットスプレッド

「パンにはやっぱり ネオソフト」(雪印乳業・ネオソフト)

といえば家庭用マーガリンの代名詞として、その名を子供の頃から刷り込まれている、代表的な「マーガリン」・・・だと信じて疑わなかった。しかし、そのパッケージには「ファットスプレッド」という品目が書かれている。

牛乳をもとに作られるバターに対して、マーガリンは植物性・動物性の油脂をもとに作られている。バターはどちらかというと第一次産業の製品であるが、マーガリンは工場で生産される。

そもそもナポレオン3世の時代、不足していたバターの代替品を懸賞募集して生まれた発明品だったというし、日本でもかつては「代用バター」と呼ばれていたらしい。

うちの母は変なところは譲らないところがあって、「雪印(北海道)バター」以外は買わない。他社が安くなっていても、かの雪印ショックの中でもバターだけはコレしか買わなかった(貰い物はちゃんと使い切るのだが)。もともと朝飯は米に限るという家だったからマーガリンが食卓に出てくることはない。

そんな家の出ではあるが、学校給食の時に毎日マーガリンというものは食していた。我が母校は森永の四角いマーガリンを使っていた。脂っぽい味だったが銀紙も舐めた記憶がある。

一人暮らしをするにあたり、バターケースが必要なバターより手軽だからと「マーガリン」を使っている。店で商品を選ぶときに、一応身体を気にして「ハーフ」とか「べに花」とかいう、カロリーを抑えているような製品を選ぶことが多いのだが、その製品群のほとんどは「マーガリン」ではなく「ファットスプレッド」というものだと気が付いた。

「ファットスプレッド」は油脂分が80%以下の製品のことをいうそうだ。なるほど、それで脂っぽさが少ない、あっさりとした味なのかと気がついた。確かに「マーガリン」と書いてある製品のほうが高い。

基本的な製法は同じなので、「ファットスプレッド」もマーガリン類ではあるのだが、「マーガリン」と信じて疑わなかったものがそうではなかったということで、ちょっと衝撃を感じた。

ちょうど今使っている「マーガリン」(=「ファットスプレッド」)が切れる頃なので、今度は奮発して「マーガリン」を買ってみた。さて、その違いはどの程度あるのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.25

リベンジできずにいる「アン」のチーズハンバーグ

よく拝見しているチョロQ系ブログ「チョロQ☆スタイル」さんで日産キューブのブログにトラックバックするとチョロQがもらえるかもしれない・・・という情報をゲット。

キューブはマーチベースの四角い車で、初代もそれなりに人気車だったけれど自分は好きじゃなかった。2代目である現行車は左右非対称のリアウィンドウとか凝ったエクステリアが個性的で、でもなんか可愛げ、それにIMPULからもキットが出ていたりで気になる車である。元愛車が沈んだときに、ディーラーの営業さんが「僕、エルグランドからキューブに変えたんです」と聞いて一瞬気持ちが揺れたが、3列シートのキューブ・キュービックはまだ4WDがなかったし、キューブのエンジンで3列、というと山道が相当きつそうと感じて愛車プレサージュにした経緯がある。

さて、ブログキャンペーンのお題だが「ドライブで見つけたor クルマに乗って食べに行きたい、美味しいもの!」 。景品は『陣内智則 「NETA JIN」 DVDとサイン入り色紙』かマイチェンしたキューブのチョロQ。ピン芸はいろいろ見ているが陣内の芸はあまり好みではないので当然チョロQのみに焦点をあてる。共に10名にしかあたらないので難しいだろうが・・・

#33と最初にデートにいったのは、赤城山のふもと、富士見町のカフェレストラン「アン」だった。「どこか、高原のレストランで食事がしたい」という私のリクエストに#33が答えてくれたのが「アン」だった。カントリー調のお店といい、馬事公苑や農業試験場の近くということで視界に入る草原。イメージ以上の素敵なお店。しかもここのハンバーグはおいしいと評判らしい。

お店のハンバーグといえば大学の時に「びっくりドンキー」と出会って以来、チーズハンバーグと決めているので、ここでもイタリアンハンバーグだかチーズハンバーグだかを頼んだのだが、ミスオーダーで希望のハンバーグが来ない。それはそれでおいしかったので満足していたのだが、お店の人が恐縮してしまって「お代はいりませんから」と言われてしまった。そのとき「またいらして下さいね」と言われたのだった。

しかし、その後にも赤城山には何度も行っているし、仲間が近くまで馬に乗りにくるので昼飯を食べよう、ということにはなるのだが人気店だけに車が停められなかったり待ち時間が長かったりで一度も伺えずにいる。ハンバーグを#33と食べるたびに、「アンにいかなきゃねー」と話題になるのだが、どうにも実現していない。近場に転居したのにも関わらず、だ。

ぜひもう一度アンにいって、今度こそチーズののったハンバーグを食べて、お代を払って来たいものだ。おいしかったんだもの。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.08

プレミアムな牛乳

F&Mの記事を書いたときに書いたのだが「牛乳は一番安いのでよい」と思っている。しかし、おいしいにこしたことはない。

最近、各社で従来品よりも高品質をウリにする製品が増えている。

明治「明治おいしい牛乳
森永「森永のおいしい牛乳
日本ミルクコミュニティ「牛乳が好きな人のメグミルク

確かに濃い。そして、おいしいのだ。安い牛乳の乳脂肪分が3.6%前後なのに対し3.8%。特濃ほど濃くはないのだが、後味が残る。殺菌を工夫したり、ホモナイズ(脂肪球の均質化)を工夫したりという新技術が投入されているのだという。

明治おいしい牛乳は、似て非なるネーミングの偽おいしい牛乳が店頭に並ぶというシュールな内容のCMで、「はげしい牛乳」とかユニーク(だが飲みたくない)なもののひとつに「おいしい牛乳」がある、ということで、消費者に牛乳に拘ろうというアピールをしていた。しかし、決定的なのはメグミルクのネーミングだろう。「牛乳が好きな人の」。しかもCMソングが往年のアニメのエンドテーマの替え歌。

「ぎゅーにゅーがすっきーすっきーすっきー」はい、私のことです(笑)コマーシャルに惹かれて買ってみた。

・・・うーん、何ともいえない。違いがわからない(笑)

かの事件の結果、「雪印牛乳」の青いパッケージはごく一部を除き消え、赤い「メグミルク」に変わった。世の中では旧雪印というメグミルクの印象は決してよくはないのだろうが、旧全酪牛乳でもあり、旧農協牛乳である。まだ雪印や農協のパッケージは時々見かけるが、中身は同じ(でも価格が違うのはどうしてなんだろう・・・笑)

実家や部屋の冷蔵庫は「何でも良い」のだが、実は事件以来お昼に飲む牛乳だけはずっとメグミルクなのである。旧雪印アイスホッケー部への感謝と応援もあるし、チームの前コーチは雪印の人だった。そんな縁もあって、不祥事はあっても顧客として応援をしたいという気持ちである。

あくまでも家では「水代わり」なんで、こだわりきれませんが・・・(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

FORTNUM&MASON

F&M。紅茶の缶にもいろいろあるが、「緑色の」というとコレになる。英国王室御用達の食料品店から出発した、ロンドンのデパート、そこのブランドの紅茶である。

ブラックのコーヒーと牛乳を水の代わりにがぶ飲みする私。インスタントコーヒーでも気にしないし(でも、新しいインスタントコーヒーを開けたときの話はこのブログの最初に書いた)牛乳も一番安いのでよい。そのかわり、紅茶のハッパと香りには少しは拘りたい。どうせなら英国王室御用達がいい。

紅茶に拘りを持ったのは、ヨーロッパを旅した1991年のロンドン。ビッグベンからテムズ川を挟んだ対面にいた、移動販売のカフェバンでミルクティを師匠と飲んだのがきっかけだった。冬のロンドンということもあって、寒かったせいかもしれないが、これが実にうまかった(笑)

師匠方は二人ともイギリス留学経験があり造詣が深いこともあって、帰国してから飲んだ席か何かで聞いてみた。「うまいミルクティはどうやっていれりゃいいんすかね」

師曰く、「先にカップにミルクを注いでおいてから濃いめのお茶を注ぐのがよいのだ」と。インターネットのない時代、さっそく実践してみること数回、確かにんまい(笑)以来、これが私流のミルクティの入れ方の定番である。

ミルクをあたためておいたほうが良いだの、常温が良いだの、あるいはティーポットに一緒に入れたほうが良いだの、いろいろあるらしい。少なくとも「ロイヤル」ではなく庶民的な・・・師匠の言い方によれば労働者のいれ方、らしい。

師匠も若い頃はそれなりに「ヤンチャ」したようだし、高貴なんて言葉より酒場でくだ巻いてるほうが「らしい」ので、これでいいんじゃないかと思っている。ブルジョアの象徴たる王室御用達を庶民的に使い倒す!実に気持ちの良い浪費なのである(笑)

ところで、大学時代の一人暮らしも終わり、実家に帰ってからもしばらくは紅茶を入れるということを楽しんでいたのだが、愛用のティーサーバーが割れてしまい、母も面倒がるので紅茶を飲むのはティーバッグ、で我慢していた。独立を機に、再びティーサーバーを買ったのだが、F&Mを店頭で見かけないことに気がつき焦っていた。

F&Mは以前は片岡物産が輸入を手がけており、中元・歳暮の定番であったので以前はよく頂いていたし、輸入雑貨店に行けば大抵少しはディスカウントして売っていたのでギフトにも重宝したものだった。ところがいざ買おうかというと売ってないのである。扱っていたはずのいくつもの雑貨店を回ったがどこにもなし。

片岡物産といえば「トワイニング」でも有名であるから、ブランドの重複はF&M側も嫌がるであろうし、ヨーロッパの有名食料品店はいずれも日本のデパートの地階に専門コーナーを開設したりしている。フォションは高島屋だし、おしゃれなエディアールは伊勢丹。F&Mと並ぶ英国王室御用達のハロッズは三越だ。さては契約更改がされなかったのだな・・・と想像したのだが、その通りらしい。しかも、新設された日本法人のパートナーは、三越らしい・・・

そかも、昨秋リニューアルオープンした三越日本橋本店の新館に、F&Mのコーナーがあるそうなのだが、日本法人は正規代理店以外での販売を認めないことになったそうなのだ。どうりで見かけなくなったわけだ・・・

実は、F&Mの茶葉は渋みがきつい。それはミルクティーにすることを前提にしているからかもしれない。かつて、ミルクティーにはまった私だが、最近はストレートで飲むことも多い。どちらかというと、茶葉がジャンピングするのをぼーっとみていたりする時間を楽しんで、ついでに飲んでいる状況といえる。

「デッドストック」状態で実家に眠っていた古い缶を開けてみたところ、香りは少し飛んでいたがおいしく頂けた。ただし、人様にはちょっと出すのに不安もある。かといって三越まで行って買い求めるほどでも・・・さて、新しい銘柄を探してみようか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.01

公会堂のプラッシー

武田食品のドリンクといえば、日本最大の製薬会社の子会社としてビタミンCなどの栄養素を添加したラインナップ。「C1000タケダ」シリーズはビタミンCが1000mg入っているというところからのネーミング。安直といえば安直。

さらに「プラッシー」はオレンジジュースにビタミンCをプラス、の意味なんだそうで、さらに安直(笑)

その「プラッシー」だが、主要販路は米穀店だったそうだ。恐らく、「信玄」のようなビタミン添加した強化米のルートなのだろうと思う。

親戚に米屋がいるのだが、親戚の店でタケダの商標は見たことがない。以前は八百屋も兼ねていたので食料品店ルートでコカ・コーラを扱っていた関係だと思う。今でも店頭にはコカ・コーラの自販機が残っている。だから、プラッシーはほとんど飲んだことがない。

唯一記憶があるのは、旧江東公会堂の売店で売っていたオレンジドリンクが「プラッシー」だったこと。小学校の斡旋で児童映画があるとチケットを買ってもらい、見に行ったものだ。そのときに階段の影の暗いところで、おばちゃんから買ったのが瓶の「プラッシー」。

今や江東公会堂は「ティアラこうとう」と名を変え、都内でも屈指の最新ホールに生まれ変わった。かつての古く汚い印象はどこにもない。当然、売店もきれいになっているのだろう。「プラッシー」は一度製造中止になった後に復活したのだが、瓶はそのとき廃止されたようだ。

ティアラに「プラッシー」は似合わない。「C1000」がきっとあるだろう・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.31

いの一番

たまたまタケダ(武田薬品工業)のWebを見ていて、グループ一覧を見ているうちに、武田食品工業のWebサイトに移った。「C1000タケダ」シリーズのメーカーであり、古くは「プラッシー」なんてのもあった。「プラッシー」はまた別の機会に書こうと思うのだが、そんな武田食品のラインナップの中に懐かしい名前があった。うまみ調味料の「「いの一番」」。「味の素」と同じ、グルタミン酸をベースにした調味料で、先行する「味の素」を追撃するような赤いパッケージ。ただ、後発の強みでプラスαの成分があるようだ。

そのロゴをみた瞬間に思い出したのが

「かつおぶしのかー、しいたけのしー、こんぶのこー」

というCMソング。実のところ、Webを見るまで、ずっと勘違いしていた。「かっしこいーのか」だと!!

たぶん、「か、し、こ」というキーワードから「賢い」を想像したんだろうと思う。

今にして思えば、鰹節も椎茸も昆布も、調味料が出来る前ならばあたりまえに使われていたダシを取るもの。それらがあの白い粉に混ざっていて手間がない、ということであったのだろうが椎茸の嫌いな私はあまり好きになれない(といっても味はほとんどしないのだが)。

それよりも、CMはわざわざ「か、し、こ」と言っているが、『いのいちばん』というネーミングには何にもかかっていない。大人になっても疑問は晴れない(笑)

ネーミングからして「一番最初」を意味する「いの一番」である。『いろはのい』、が語源だったと思うのだが、どうしていの一番なのか、何はさておき料理において必要だという意味なのか・・・と思ったらイノシン酸のイノ、らしい。
それが鰹節や椎茸や昆布のうま味成分、らしい。「味の素」より付加価値があるんだよということだろう。よくよく調べてみると、味の素製品の「ハイミー」は「いの一番」のカウンター製品なんだそうだ。

ごくごく子供の頃は、母は「味の素」と「ハイミー」を使い分けていたようだ。赤い「味の素」、オレンジの「ハイミー」、そして水色の「アジシオ」という、味の素の同じ形の色違いの瓶が揃っていたように記憶しているが、気がつけば「ハイミー」がなくなっていた。たぶん母には使いこなせなかったのだろう。確か、親戚の家では「いの一番」の缶を見た記憶もあるが、定かではない。うちで使っていなかったのは、母の買い物経路では売ってなかったのかもしれない。

それにしても、本当に近頃見かけなくなったものだ。米穀店を流通経路に持っていた武田食品だけに、米屋に行けばあるのかもしれないが、店頭でも気がつかない。それ以上に、コマーシャルがないが・・・

そっか・・・

「かっつおぶしのかー、しいぃたけぇのしー、こぉーんぶのこ」

かあ(笑)いかん、また頭にCMソングが居座った。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.08

エックス

経済関係の資料を読んでいると、再建中の東ハトの調子がよいという。もともと、キャラメルコーンやハーベストといった定番商品を持っているし、全国販売網も整備されている。

ただ、たぶんにゴルフ場などバブリーな投資がたたり会社が立ち行かなくなっていただけであるが、再建開始以降は事業の絞込みと同時に中田ヒデを役員に迎えたり、若手研究者の発想を取り入れたりしてリニューアルや新製品発売を行っている。

最近のヒットでは「暴君ハバネロ」が大きいのだろう。『世界一辛い』というハバネロを使った辛いお菓子、パッケージインパクトも含めて話題になっている。勢いに乗って『オールレーズン』『ハーベスト』のパッケージを見直し、従来のイメージから大きく変えてみたし、キャラメルコーンだって基本は変えないものの、イメージを変えてきた。

と、そこで『青いキャラメルコーン』が話題になっているらしい。しかも「甘くないキャラメルコーン」である。名前も『キャラメルコーン エックス』

パッケージにもちゃんと記載しているが、Xという文字にはさまざまな思惑がある。

「エクステンション」
「エクストリーム」
「エクスペリメント」
「エクセレント」
「エキサイティング」
「未知数」

そこでようやく話題の青いのを食べてみた。なんとなく舌ではあの甘さを思い起こすものの、確かに甘くはない。甘くないキャラメルコーンはチーズ味なのである。4種類のチーズをブレンドしているそうな。

ある意味ではずされたという点で「未知数」な食べ物ではあるね。どうせなら青く染めてしまうがでも味はチーズ、みたいな驚きがあったほうがエキサイティングだったような気がするけど。・・・小さい『カール』、といったら怒られるか(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧