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2010.08.16

オーガスタキャンプ2010レビュー<3>オーガスタは大人のハロプロ?

<Twitterの#augustacampハッシュタグ関連でご覧になられた方へ。このブログ、2年ぶりに更新します。過去の駄文はオーキャンには関係ありません。今回もtwitterとは真逆で無駄に長いので、どうぞ皆さんの時間を有効に(笑)>

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オフィス・オーガスタという事務所は、楽曲関係の権利のマネジメントも徹底しているし、いち早く事務所単位でモバイルコンテンツ事業に参入している。そのプロモーションもかねて、オフィシャルサイトではアーチストやスタッフがつぶやいていたらしい。

モバイルコンテンツって、1コンテンツはそれほど高くはないけど、1回入ると切るの面倒なのよね。かといってしょっちゅう使うわけでもなく・・・

要はお金だけはらってる上客が多ければ多いほど、ウマミがある(笑)すでに足抜けできないコンテンツが結構あるので、すぐには増やせません。ごめんなさい、ジャイアン社長。ボク、乗せられてません(笑)

そのプロモーションということだったのだろうが、もともとtwitterアカウントを持っていたmi-guに加え、杏子姉さんと杏子さん担当マネージャーのよっちさんがツイートしていた。今までtwitterはアカウントをもっていなくて、mixiのつぶやき機能で遊んでいたのだけれども、ちょうど先週、mixiが二日間にわたる大規模トラブルに見舞われ、充分「ツイート依存症」なことがわかったので、本家twitterをはじめたところだったのだ。

杏子姉さん、よっちさんともに、こちら同様「初心者」らしいけど、逐一リハーサルの様子を入れてくれた。真っ先にフォローしたのはその二人で、友達以外で最初にフォローしてくださったのがよっちさん。お忙しいのにすみません!という感じ。

運良くハッシュタグも見つかり、14日のライブの様子がわかった。食べ物に並ぶらしい。売り切れも早かったらしい。「シカオ雨」はやっぱりあったらしいから、雨具はやっぱり必要だ・・・とか。

シカオちゃんやヤマはtwitterではなく「オーガスタ版」でしか登場しなかったのだろうが、mi-guやよっちさんがtwitterにもバックステージの様子をツイートしてくれたし、お客さん同士見知らぬ間柄で情報をやり取りしたりした。

普通、コンサート中は携帯電話の電源は切らされるものだ。確かに、プレゼンテーションやら会議中の携帯電話の呼び出しですら興ざめなんだから、プレイ中の着信音なんてたまったもんじゃない。

でも、オープンステージのフェスだということもあったし、オーガスタの会員拡販の思惑もあって、今年のオーキャンはそれはなかった。むしろ、どんどんつぶやいて!と杏子姉さんは煽っていた。

オーガスタのお客さんもまた凄いと思う。ちゃんと見なかっただけで、出している人はいるのかもしれないが、少なくともtwitterで14日のセットリストについてネタバレをやっている人は見かけなかった。それに、ステージに向かってカメラを向けている人も気がつかな携帯電話の電源を切るよう強制していない以上、確認の仕様もない。

客層がオトナだから、無粋なことはしないということだろう。ゴミもきれいに片付けていたし、規制退場もスムーズなものだった。

途中、誰かが「ハヤクヤ解散?」とつぶやいたら即座に「えー!!」というリツイートが。結局、今回は「大酒(または新「コブトリ」)」こと大橋卓弥&さかいゆう)の新コンビ結成で、秦君とタクヤの距離が・・・すこーしだけ広く、秦君が寂しそうだとか。

少なくとも#augustacampのハッシュタグでは、あまり個々のアーチストを攻撃するようなツイートもなく、皆さんそれぞれ、ご贔屓のアーチストさんも、それ以外のアーチストさんのセッションもツイートしながら楽しんでいた。14日のみ参加の人も、昨日はこうだったと応戦してくれる。15日しか知らないボクらは、前日の様子もその場で思い浮かべながら目の前のライブを楽しんだ。

話はそれるが、実は15日は夢の島からそう離れていないお台場で、自動車レースのGT選手権に出場するドライバー達が主催するファンイベントも開催されていた。ジャンクスポーツ出演などでおなじみの脇坂寿一選手が中心となり、参加したドライバーやチーム関係者、ナレーター勢がツイートしまくっていたのだ。おかげで夢の島でオーキャンを楽しみながら、お台場の様子もわかった。

打つのも見るのも時間がなければ難しいが、ボク個人としてはバックステージとステージ、そして客席がtwitterというツールで今までより少しずつ、また距離を縮めることができたことが面白かった。

「オーガスタ公式」だったらもっといろいろなアーチストのつぶやきをみたり、ファンの交流も深いものだったのかもしれない。

あえて「オーキャン非公式」のtwitterを規制せず、少ないながらも情報をいただけたことで会場のオーディエンスであるボク達も楽しかったし、会場にこられなかった人も一緒に盛り上がることができた。

なんせ、mi-guが暴露した「スガシカオ女子トイレ乱入事件」がつぶやかれたのは「非公式」のほう。会場でツイッターをしていたボクらは、あの話かと笑い、その後日談というか、シカオちゃんの反応ぶりをステージからmi-guがばらし、会場全体のネタとなったことに笑った。

今回はシカオちゃん、完全にボケ回りでしたなぁ・・・

有料の「正規版」を入っていた人と無料の「非公式」の関係性というのは難しい。つぶやきもまたアーチストの表現として考えれば、そこに商売は発生する。一方、個人的なつぶやきでしかないものに貨幣価値をつけるのも難しい話である。

ただ、「正規版」の人も「非公式」は見られるが、「非公式」だけの人がさらに多くの様子を見たければ「正規版」に入ればいい。この辺のゆるさ具合が、実によかった気がする。

もちろん、オーディエンスを信じる度量が事務所側には必要だし、その信用に答えるオーディエンスのマナーの良さがあって成立する。これがJ事務所とかハロプロやAKB48だったら、ある種パニックになりかねない。

お互いにオトナだから成り立った企画なのかもしれない。

ヤマ曰く「灰汁が強い」メンバー揃いのオーガスタは、オトナ版のハロプロ、いや物販やサービスの豊富さでいえばAKB48であろうか(笑)

3度目のオーキャンで改めて感じたのは、アーチスト、スタッフの仲の良さがにじみ出ているステージングだということ。オーディエンスもそれぞれのご贔屓はいるけれど、ご贔屓ではないアーチストにも同じようにレスポンスしているし、このイベントでの出会いを楽しんでいるように思う。10回を数える歴史がなせる伝統かもしれないが、本当に楽しい。

「大人のハロプロ」と勝手に呼んだところだが、ハロプロも拡張の一環で「ハロプロファミリー」と呼ばれている。オーガスタの場合はアーチストもそうだが、オーキャンはオーディエンスを含めた参加者全員が「ファミリー」なのかな、と感じる。

勝手ながらファミリーの一員として、今年はtwitterで見知らぬ人たちとも交流させていただいた。こういうきっかけを頂いたのは本当に杏子姉さんとよっちさんのおかげ。そして、二人の先生であるmi-guのおかげ。

許されるならば、これからのオーキャンでもバックステージ、ステージ、オーディエンス、そして会場に来れないファンが一つになれるような、素敵なウィークエンドがこれからも実現することを祈り、長い割に中身の少ないレビューを終了したい。

最後までお読み頂いた皆様、ありがとうございました。

またいつか、お会いしましょう。

そして、オーキャンに関わったすべての皆さん、ありがとうございました。

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オーガスタキャンプ2010レビュー<2>ちーにシビレタ

<Twitterの#augustacampハッシュタグ関連でご覧になられた方へ。このブログ、2年ぶりに更新します。過去の駄文はオーキャンには関係ありません。今回もtwitterとは真逆で無駄に長いので、どうぞ皆さんの時間を有効に(笑)>

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参加するたびに好きなオーガスタのアーチストが増える。素敵な場所で、素敵なパフォーマンスを見せてくれたアーチストに対して、リスペクトの気持ちが高まる。

実弟が車を運転するときに、ヤマのCDをかけていたからアルバムは聴いていたし、うちの奥さんと付き合いだしてシカオちゃんのアルバムを自分の車にも入れたりしてはいた。ラジオパーソナリティーとしての杏子姉さんの声を毎週聴くようになって親しみが沸いたのだが・・・

本当のことをいうと、バービーボーイズ全盛期、確かに「LISTEN」から「√5」までの期間、リアルタイムにアルバムを聞いているけれど、バービーについてはちょっとやっかみもしていた。

高校生の頃バンドを組んでいたけれど、うちの高校は男子校で、周囲のお嬢様女子高からはあまりよく思われていなかったし、出会いがなかった。ブレイク前からPRINCESS PRINCESSを聴いていたような、ガールボーカルに憧れたけど、ボク達はそのボーカリストを迎え入れることなど、到底できなかった。最初は変わったことやろう、とサザンのコピーをして、翌年は定番の北関東系、そして・・・それを飛び越えハウンドドッグと泉谷の「汗と勇気と汚いロック」路線まで行ってしまい、当然女の子受けなんかしなかった(そもそも、女の子が学園祭のライブにあんまり来てなかったような気もする)。

イマサのソングライティングテクニックは凄いとおもったし、難しいソプラノサックスを吹きながらあれあけの声量を出すコンタも凄いと思った。あの二人の個性に、杏子のハスキーボイス。頭に来るくらいかっこよくって、憧れを通り越していた。

そんな昔のこともあるけれど、オーガスタの処女作である「DISTANCIA〜この胸の約束〜」は某ダイヤモンドチェーンのタイアップで、凄く素敵な曲だなと思っていて、機会があればソロボーカリスト、杏子のステージを見たいなと思っていたんだった。

ただ、'07年は我が家的アクシデントで杏子姉さんのソロステージは間に合わず。でも「福耳」で登場する姉さんの姿を見て、改めてはまったのだ。

だから、初参戦の’07年、奥さんはシカオちゃん、ボクは杏子姉さんに逢いに行ったのに、まるで全員集合の長さんのようなふざけた格好で、3ピースのしびれるプレイを見せたヤマのステージにはまった。ちょうどブレイクしていたスキマスイッチのタクヤの勢いと、シンタ君のピアノプレイも最高だった。

2度目の’08年。COILの楽曲の良さ、サダさんの少しかすれた声が気に入った。秦君の清々しさが気持ちよかった。2年目を迎えた「ハタクヤ」のハーモニーもよかった。

今年のオーガスタはというと・・・ちーのステージに圧倒された。舞台袖のアーチストを後ろから追うスクリーンの映像はモノクロ。そしてカラーに切り替わると同時にステージに現れたちーは、真っ赤なドレス。スガシカオ曰く「占い師」だそうだが、アップにした髪の印象からかもしれないが、シカオちゃんはひょっとしてBJ連載中の『霊能力者 小田霧響子の嘘』の主人公をイメージしたのかなぁ・・・なんて思ったり。

ちーに赤、ってものすごく新鮮なイメージだった。どちらかというと青とか緑、ネイチャー系の色の印象がつよかったからだ(といってもディスコグラフィーを見直すと「冬のハイヌミカゼ」のジャケは赤い衣装だね)。トリビュートの時、ハープ奏者の人と歌った「やわらかい月」の青い衣装もよかったんだけどね。

そういえばちーは洋楽と邦楽のカバーアルバムを出したんだっけ。この間DJ赤坂の「Dearマイフレンズ」に出演してたなぁと思い返す。邦楽のほうはちょろっと聴いたけど・・・怒涛の洋楽スタンダードをちーが歌いあげる!「慕情」、Perfect」、「Ob-La-Di,Ob-La-Da」。

しかも、バイオリンの人と、ピアノの人、どっかで見たことあるよなぁ・・・と。ピンクのシャツをしゃらっと着こなす、あの特徴ある姿勢・・・twitterでも同じ事考えてる人がいた。

「あれ、武部さん・・・?」

いやいや、今や超売れっ子プロデューサーの武部聡志がピアノを、アレンジャーとしても活躍する元G-クレフの弦一徹がバイオリンだもん。ある意味、今回のステージで一番気合い入っているのはちー。「オーガスタ食堂」も本場食材の調達に拘ったのは、ちー。

・・・あかん。'07年のヤマも、「さらば恋人」のアレンジとヤマの声で持ってかれたんだ!と思う間もなく、「語り継ぐこと」。スケールが大きな歌で、この曲も好きだなぁ。

まさかオーガスタで武部さんの演奏が聞けるとは。15日をセレクトしたのは奥さんで、ボクは14日のほうがよくない?なんて思っていたので、完全に今年は奥さんにアタマがあがりません。

トリビュートのほうも、だんだん出番が減って秦くんがデベソで「ツバメ」を演奏しおえて、でも次のアクター、秦君なんじゃないの?と思ったらちーを呼ぶ。

まさか、アレか?ド夏になごるのか?武部さんも来たって事はそうなのか?

・・・やってくれました、スペシャルセット「なごり雪」秦君が歌ったあと、ものすごく自然に転調してちーが歌う。すげーよ武部さん。

ということで、給料出たらちーのアルバム、2枚とも買う予定。

うーむ・・・気がつくと我が家には、「オーガスタコーナー」ができている。シカオちゃんしかなかったのになぁ。

好きなアーチストが好きな仲間を、ボク達オーディエンスも好きになれる。それがフェスの良さだし、オーキャンの雰囲気がいいのも、そのおかげだと思う。

いやー、見事な染まりっぷり、と学生時代からの仲間にはひやかされるけれど。

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オーガスタキャンプ2010レビュー<1>長澤君の成長

<Twitterの#augustacampハッシュタグ関連でご覧になられた方へ。このブログ、2年ぶりに更新します。過去の駄文はオーキャンには関係ありません。今回もtwitterとは真逆で無駄に長いので、どうぞ皆さんの時間を有効に(笑)>

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2年ぶり、3回目の参戦となったオーガスタキャンプ。今年の会場は東京・夢の島。

山崎まさよしデビュー15周年、というお題目となった今回、各アーチストが繋ぎに「デベソ」でヤマの曲をカバーするという展開が想像されていて、事実そうだったわけだが。

開幕から音を聞けたのは3回目にしてこれがはじめて。といっても・・・mi-guのせっかくのパフォーマンスは「オーガスタ食堂」大渋滞のおかげできちんと聞けず・・・ごめんなさい、mi-gu。でも、ステージで風を受けているmi-guの姿がスクリーンにアップされているのを見て、トラックの中は風があることを祈ったよ。

2年ぶりとはいえ、シカオちゃんは今年のツアーの新潟まで車飛ばして行ってきたし、去年群馬に来てくれたヤマのライブも見た。杏子姉さんは毎週ラジオで聞いてるし、スキマや秦君も前半からTV露出が多かった。ちーもCMのタイアップとかで声をきかせてくれたし、姉さんのラジオにも出てたし。

そんな中、オーキャンでしか逢えない長澤君がいる。たぶん、今のオーガスタで一番ロック色が強く、弦を掻き毟るタイプのギタリスト。裏声と絶叫は、たぶんオーガスタ各アーチストのフォロワーの中でも拒絶反応を示す人もいるだろうと思う。

でも、彼はつぶやく歌い方がとてもせつない。そして韻を意識した言葉の選び方がうまい。それはデビュー当時から変わらぬ印象だ。

事務所の長女、杏子姉さんから末弟の長澤君へ出された宿題である「ねえ、もっと」も姉さんにぴったりのあやうい妖しさと、少女の様を見事に表現していたし、「福耳 BEST ACOUSTIC WORKS」に収録された「明日へのラストナイト」もリフレインが耳に残る。さらに、ライブ会場先行販売、ということでオーキャンで蔵出しされたCD、「回送」も素敵な曲で、これは音源化要望があがるのも当然だと思った。

2年前、'08の時は例の誤認逮捕・不起訴明けだったわけだが、いろいろな人を知り、腐らずに、少しオトナになったのかなぁ、'07より慣れた感じだねぇと思ったのだが、今年の彼のステージは、格好よかった。

スタンディングこそ少なかったが、以前のような「トイレタイム」にはなってなかった。みんな思い思いに、彼の声を聴いていた。

なんだかんだ言って、オーガスタのアーチスト達は末弟をかわいがっている。教育係のシカオちゃんはもとより、ヤマもタクヤも、姉さんも彼の才能を買っている。

みんなでこの、壊れそうなほど繊細な才能を応援していこうという感じだろうか。それはアーチストサイドだけじゃなくて、オーディエンスサイドでも、同じ気持ちの人が多いんじゃないだろうか。

うしろのほうでは、長澤君をよく言わないオーディエンスの声もあった。確かに、マイクロンのいない今、もっともオーガスタらしからぬアーチストは彼になったと思う。でも、彼の声にしびれていたオーディエンスも多かったし、彼が元気にステージにあがったことを喜んでいる、たぶん長澤(だけの)ファンではないオーディエンスのつぶやきも多かった。

オーキャンのいいところは、贔屓じゃないアーチストのよさも知れること。例えばトリビュートコーナーでの解釈とか、表現とか、照れ笑いとか。それは、アーチスト同士が仲がよくて、互いにフォローしあっている関係なのをオーディエンスも知っているからで、それはバーターとか、シコミじゃないってことをみんな感じている。

だからオーキャンが終わるときには、他のアーチストのことも気になって帰るようになるんじゃないのかな。

スキマがブレイクしてきた’07年は、明らかにスキマファンが多かったし、'08年なんてCOILトリビュートなのに、洋介さんが出られなくて、サダさん一人でがんばってるのに、主役なのに席を立つ人もいた。実は自分もCOILというアーチストは知っていたけれど、ちゃんと楽曲は聴いていなかった。でも、今は時々サダさんのボーカルが聴きたくなる。

長澤君については、初めて彼の声を聴いたときから、なんだかもう、甥っ子を見守る親戚のオッサンのような感じなんだろうな。全く、危なっかしいったらありゃしねーぜ、てな感じ。

とげとげしい、触れたら血飛沫と共に崩れてしまいそうな長澤知之の世界は、変な例えかもしれないが旧石器時代の打製石器、やじりのような、磨かれもせず、モノの素材だけで勝負している感じだった。

今年の長澤知之は、磨製石器を飛び越え、小さなナイフに進化していたような気がする。名刀になるまではもうしばらくの時間がかかるかもしれない。でも、彼の世界を理解できるオーディエンスは着実にふえていると思う。

彼が「回送」を歌ったとき、すでにブースではCDが完売だったのだ。パフォーマンスで「いいな」と思ったときにはすでに遅し!幸い我が家は開演前に買っていた。青田買い(爆)。

たぶん我が家だけじゃなく、多くのオーディエンスが、長澤君を見守るべく、「回送」を青田買いしていたんだと思う。今年の長澤知之には、その価値を感じた。

シカオちゃんやヤマのようにソングライターとしての評価が先になるのか、スキマスイッチや秦君のようにミュージシャンとして花開くのか。たぶん、昼ドラとか、ちょっとレディースコミックの入ったドラマとでもタイアップでも取れれば、ブレイクは近いんじゃないかな。

実は、ボクが今回ホロっと来たのは、オーラスの「星のかけら・・・」で、長澤君がソロを取ったその時だった。

「かけら」は杏子姉さんの持ち歌であり、「福耳」の原点である。やっぱり姉さんがメインボーカルでしかりだと思うのだが、「福耳」がここまで成長したという証というか、今年の「さだまさよしマジック」の最大の演出だったと思う。

『ヤマ、オーキャンをはじめてくれてありがとう!夏はやっぱりこれだね!』

みんなで絶叫して、いつもと同じようにAメロは杏子姉さんではじまったのだが、タクヤがBメロ、ちーがCメロを歌うという、これまでにはない展開。その後もBメロ、Cメロでメンバーが掛け合う中、長澤君がボーカルを取った瞬間、彼も一人前の「福耳」になったんだなぁなんて思ってしまった。

長澤君の刃が、次のオーキャンでどこまで長くなっているのか。それはまた来年のお楽しみ。

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